http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/121191.html
(北海道新聞)
(北海道新聞)
北朝鮮の核計画申告の検証問題協議のため平壌を訪問している六カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は二日、北朝鮮側との協議を続行した。同日中に協議を終える予定だったが、韓国政府当局者は同日、ヒル次官補が滞在日程を延長したと明らかにした。
同当局者は、米国側から滞在延長の連絡を受けたとした上で「延長の理由は不明だ」と述べた。米朝間の対立打開に向け、ぎりぎりの交渉が続いているもようだ。韓国外交筋は「少なくとも米朝間で真摯(しんし)な協議が続いているということで、進展に向けた肯定的な兆候」との見方を示した。
北朝鮮は今年六月に核計画申告を提出後、米国がテロ支援国家指定を解除しなかったことに反発、核再処理施設の復旧作業を本格化。これに対し米国は、指定解除には検証方法での合意が必要との立場を変えていない。
このためヒル次官補は、《1》北朝鮮が米国と合意した検証計画を六カ国協議の議長国・中国に内密に提出《2》米国がテロ支援国家指定を解除《3》中国が北朝鮮の検証計画を公表−という手順を踏み、北朝鮮のメンツに配慮することで、妥結を模索しているとされる。
ただ検証方法について米国は、北朝鮮が拒否している核施設への自由な立ち入りやサンプル採取については妥協しない意向。この点の対立で協議が難航している可能性もある。
ヒル次官補は三日にはソウルに戻り、韓国首席代表の金塾(キムスク)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長に協議結果を説明する見通し。その後中国側や日本側にも報告するとみられる。
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