(産経)
24日午前0時半ごろ、京都市伏見区の醍醐山中(上醍醐)から出火、醍醐寺境内の准胝堂(じゅんていどう)と呼ばれる観音堂約150平方メートルを全焼した。この建物は国宝や重要文化財には該当しておらず、他に延焼はないとみられる。けが人もないという。
現場は、一般的に醍醐寺と呼ばれ、五重塔などがある下醍醐の境内から東に約2キロの険しい山中で、消防車両の到着に20分以上かかった。
醍醐寺によると、上醍醐にある寺務所の宿直者から「観音堂が燃えている」との通報が同寺にあり、同寺が119番通報した。
准胝堂は平安時代の貞観18(876)年の創建と伝えられ、昭和14年の火災で焼失、43年に再建された。本尊・准胝観世音菩薩は秘仏で、毎年5月18日に御開扉(ごかいひ)法要が営まれ、前後3日間だけ開帳される。
醍醐寺は真言宗醍醐派で、世界遺産に登録。ホームページによると、上醍醐は醍醐寺草創の地で、西国三十三観音霊場第11番札所の准胝観音堂を中心に、国宝の薬師堂や国の重要文化財の開山堂や如意輪堂など文化財の建築物が点在している。
山科署などで出火原因や、燃えた堂内に仏像などがなかったか調べている。
24日午前零時半ごろ、京都市伏見区の醍醐寺の上醍醐の寺関係者から「観音堂が燃えている」と119番があった。
京都市消防局が消火に向かったが、上醍醐は醍醐寺の下伽藍から山道を徒歩で約40分かかる山中にある。
通報者によると、燃えているのは上醍醐の中心の准胝(じゅんてい)堂(観音堂)。貞観18(876)年の創建と伝えられるが、現在の建物は昭和43年に再建されたもので文化財の指定はない。
同消防局によると、建物はほぼ全焼したという。
周辺には、国宝指定の薬師堂のほか重要文化財級の建物が点在している。
醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。上醍醐と下醍醐に分かれ、上醍醐の観音堂は西国三十三所第十一番の札所。
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